睡眠と疲労の関係性とは?

肉体・精神面の疲労やストレスは睡眠の妨げになってしまう

睡眠と疲労の間には密接な関係があるのは誰でも理解できるでしょう。

 

そもそも睡眠は最大の疲労回復の手段、しっかり睡眠がとれずに朝起きたときに先日の疲労が残っていたときのグッタリ感を味わったことがある方も多いはずです。

 

疲労を解消するためには睡眠が欠かせないのですが、疲労が原因で睡眠の妨げになってしまうこともあるのでなかなか難しい面もあります。

 

しかもそこには肉体の疲労だけでなく精神面の疲労やストレスが深く関わってくることもあり、それが睡眠と疲労の関係・バランスを乱してしまう大きな要因ともなっています。

 

睡眠が重要なのは脳を休ませる貴重な機会だからです。日中起きている間も体を動かさずに休息することができますが、休ませることができるのはあくまで体。いくら心をリラックスさせているといっても脳は働いている状況です。

 

人間のエネルギー消費は脳に極端に偏っており、エネルギー消費量のじつに20パーセントを占めています。

 

ですからいくら体をゆっくり休めていても脳が活発に活動している限りエネルギーは消費されている状態なのです。睡眠はそんな脳の働きを休め、エネルギーの消耗を減らすことではじめて全身が休息する機会なのです。

ホルモンの分泌や新陳代謝が活発になる就寝は不足すると体の不調につながる

ただ睡眠中に体が完全に休んで機能が止まってしまうわけではもちろんありません。睡眠中だからこそ活発になる働きもあり、とくに重要なのがホルモンの分泌と新陳代謝です。

 

就寝中にしっかりホルモンと新陳代謝が機能することで若々しく健康な体を維持できるだけでなく、疲労によって損傷を受けた筋肉・細胞を修復し、疲労物質の乳酸の排出を促すことができます。

 

そのため十分睡眠がとれていないと翌日目を覚ましたときに前日の疲労がまだ残っていて体が重い、なんてことが起こるわけです。

 

問題なのは脳が活発な状態だと十分な睡眠がとれない点です。しかも現代人はつねに脳が刺激を受けて活発な状態に陥りやすく、質の高い睡眠をとりづらい環境におかれています。

 

たとえば脳に刺激を与えるパソコンやスマホを就寝直前までやっている、就寝前にカフェインをたくさん取るといった環境がそうですし、さらにストレスで慢性的な不安や緊張状態に晒されているとなかなか脳が休息を取れなくなってしまいます。

 

その結果睡眠時間は確保できているものの脳が休息できず深く質のよい睡眠をとることができないため疲労がなかなか抜けなくなってしまいます。

 

ですから睡眠と疲労の関係性では睡眠で疲労をしっかり解消するためにも疲労が睡眠の妨げにならないよう心がけることが大事です。

 

そのためにも心と脳がストレスで疲労しないよう心がけ、よい環境で睡眠に入れるような環境づくりが求められます。